\ 法曹になるための /
\ 法科大学院制度が変わる? /
2月5日、文部科学省が法科大学院制度の改善案を発表したとの報道がありました。
文部科学省配布の資料によると、法科大学院制度について現在文科省が想定していることは
・現行制度より1年短い5年で法科大学院を修了できる「法曹コース(仮称)」の設置を大学側に促す
・法学部卒ではない「未修者」を法科大学院入学者の3割以上とする基準を撤廃する
などの内容のようです。
「法曹コース」という制度は、大学の法学部と法科大学院を合わせて5年間で修了し、司法試験合格を目指すもので、実質的に一貫コースとなるものを想定しているようです。
方法としては、現行の飛び入学制度又は早期卒業制度を活用して実施していく想定になっているとのことですが、具体的にどういった点が「法曹コース」ならではの新制度になるのかが、六法ちゃんの気になるところです。
近年、学生の法科大学院離れが進むことで、適性試験の不実施や、各校の募集停止・廃校など、法科大学院制度は岐路に立たされています。
法律家を目指す人のことも応援している六法ちゃんとしては、今後も状況をチェックしていきたいと思います!
参考資料:
・毎日新聞記事(https://headlines.yahoo.co.jp/hl…)
・resemom記事(https://resemom.jp/article/2018/02/08/42769.html)
・文科省資料「法科大学院等の抜本的な教育の改善・充実に向けた基本的な方向性(案)」http://www.mext.go.jp/…/afield…/2018/02/07/1401206_001_1.pdf